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素材の話

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素材の話

ステンレス

ステンレス

鉄を主成分にクロム・ニッケルなどを添加した金属で、さび(stain)+にくい(less)+鋼(steel)からステンレスと言います。クロムとニッケルの配合量が多くなるほど品質が高く18-0→18-8→18-10→18-12とグレードが上がっていきます。ステンレスも鉄が主成分となっている以上、錆(さび)とは無縁ではないのですが、この材料を錆びにくくしているものが、酸化皮膜といわれる薄膜です。この酸化皮膜は目に見えません。ステンレスの表面には含有されているクロムの働きによって薄い膜が生成されており、仮に剥がれても酸素と反応してまた修復していく性質をもち、保護膜として内部の合金、金属の腐食を防ぐと言われています。ステンレスは他の鉄鋼材料に比べて腐食(錆び)しにくいですが、完全に腐食に耐性があるわけではありません。環境によっては酸化皮膜の再生がうまくできない場合があり、それが腐食(錆び)につながります。例をあげると食べ物がついたままの汚れた状態や水気を拭き取らず濡れたままの状態だと酸化皮膜の再生がうまくできず錆の原因になってしまいます。出来るだけ清潔にお使い下さい。

銅

銅は非常に熱伝導が良く、煮込み料理に適しています。銅製品の内側はスズメッキもしくはニッケルメッキが施してあります。
銅には銅イオン作用と言う強い殺菌力がありますが、調理した後鍋などに入れたまま保存しないで下さい。緑青の発生原因となります。
(但し、緑青には毒性はありません)

プラスチック

プラスチック

熱により成形が出来るためさまざまな形に加工され、私達の生活の中で多くの製品に使われています。
プラスチックの種類には、ポリプロピレン・ポリエチレン・塩化ビニル・ポリスチレン・AS・ABS・アクリル・ナイロンなどがあります。
プラスチックの中でも電子レンジに使えるものと使えないもの、煮沸消毒が出来るもの出来ないものなどがありますので、品質表示をよく見てお使い下さい。
また、洗浄時、研磨剤入りの洗浄剤や金属タワシは表面に傷がつくので使用しないで下さい。

天然木

天然木

木は色や香りがつきやすい材質です。
使用後は水でさっと洗い、すぐ水気をふき取ってください。その後、充分に乾かしてからお片づけ下さい。
生乾きやビニール袋など通気性の悪いものに入れての保管はカビの原因になります。

ガラス

ガラス

透明で匂いもつかずリサイクルできる素材。耐熱強化ガラスは温度差が120℃まで大丈夫です。
ソーダガラスは急激に冷やしたり温めたりしますと割れる恐れがあります。
金属タワシやクレンザーは使用しないで下さい。

鉄鋳物(南部鉄器)

鉄鋳物(南部鉄器)

鉄瓶で沸かしたお湯は鉄分が抽出され、おいしいお茶が入れられたり、鉄分補給にもなります。
鉄瓶を上手に使うコツは内側を傷めないこと。慣らしをすると内側に湯垢がつき、保護の役割をしてくれます。
また内側はタワシなどでこすらないで下さい。
鉄は水気の処理が悪いとすぐ錆びが発生するので、使い終わったらすぐ内側を乾燥させましょう。
南部藩(盛岡)に釜師を招き、茶の湯釜を作らせたのが始まりとなり、その地方で昔ながらの技法・技術・材料を用いながら作られた鉄器を南部鉄器といい、伝統的工芸品に指定されています。

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